エイズワクチンのかかえる問題点とワクチンの備えるべき性質

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    資料紹介

    ワクチンの備えるべき性質は、作製が安全で容易、かつ安価であることが必要である。それは、急速に広まり、変形を続けるエイズウイルスの感染を予防するには、時間がかかっては間に合わないからである。また、キャリアが多い、アフリカやインド、南米などでワクチンが使われることを考えると、ワクチンが高価では、人々に行き渡らないのである。
    ちなみに、ここに面白いデータ[5]がある。9・11テロで3千人の命が失われたあとの数ヶ月間にテロと闘うために1千億ドルの資金が集まったのに対して、国連エイズ基金には3年間かかってもわずかに21億ドルの寄金があっただけであるという。

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ◎エイズワクチンのかかえる問題点とワクチンの備えるべき性質について述べよ。
    サイト[1]を見たところ、「HIV に対するワクチンを作るのが困難なのには、理由がある。HIV は細胞
    と一体化してしまうのに加えて、普通ならワクチンによって活性化する免疫細胞そのものを攻撃するか
    らだ」(AP 通信、日本語版:茂木 健/湯田賢司)とある。また、「生ワクチンがいちばんウイルス感染の
    予防効果が確かである」[2]が、遺伝子に数か所、欠損を持った生ワクチンをサルに接種したところ、宿
    主の中で欠損部位が全て補填されたウイルスが増殖していたことがわかったという。つまり、「生ワクチ
    ンとしての効果よりもエイズ発生の病原体となりかねない」[3]のである。日野茂男氏は『山陰中央新報』
    [4]の中で、「例えワクチンによって抗体を作ったとしても、それに反応しないウイルスがすぐにできてし
    まうことになります。さらに、抗体と細胞の組合わせによっては、抗体のついている細胞の方が感染し
    やすいという報告があります。下手にワクチンをすると、感染しやすくなる可能性さえあるのです」と
    述べている。また、日野氏は、エイズワクチ...

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