英語学概論(第2設題)

閲覧数845
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現代の標準的英語と標準的米語の相違を具体例を挙げて論ぜよ。
     米語をアメリカ英語と表現する場合のアメリカとは、アメリカ合衆国の事である。ここで用いられている「アメリカ」という語の定義は不正確ではあるが、現在では広く用いられている。それはアメリカ合衆国が政治的・経済的に重要な国家になったこととも関係しており、アメリカ英語、つまり米語の重要性が増してきているということも言える。しかしこの語も、イギリス英語と比較する場合に用いられるのであって、単体で「アメリカ英語では〜」という言い方はされないのが普通である。標準的米語は、GA(General American:一般米語)と言われ、主に中西部の方言がそれに当たる。しかしイギリスにおける標準的英語に比べて、国内における「標準語」としての意味はそれほど深いものではない。アメリカは国土も広く、人口も多い。しかもその出身地や社会階級が多様なため、標準語を求める意味がイギリスに比べてあまりないのである。17世紀にイギリスからアメリカへの入植が本格化していったが、南部、中部、北部という入植地の違いにより、それぞれ方言が出来上がり、特に中部には様々な出身地...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。