共感と同情の違い

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    資料紹介

    1.はじめに
    このレポートでは、「共感」と「同情」の違いについて想定出来る場面を例として混ぜながら述べていこうと思う。大まかな定義として、「共感」は「他人の経験を自分も全く同じように感じたり理解したりすること」であり、相手と自分との双方的な性質を持っている。それに対し「同情」は「他人の感情、特に苦悩・不幸などをその身になって共に感じること」であり、「特に苦悩・不幸など」とネガティブな場面に特定されており、一般的な用法を想像しても、独りよがりな一方向的な性質である。
     「共感」と「同情」は似ているが、相手に与える感情には大きな違いや誤解を生んでしまうため、非常に困難な言葉である。しかし、ソーシャルワーカーになる上でとても重要な言葉でもあるため、その使用法等をしっかり調べ、述べていきたい。

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    日本心理日本語言葉理解自分体験価値観定義イメージ

    代表キーワード

    心理

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    1.はじめに
    このレポートでは、「共感」と「同情」の違いについて想定出来る場面を例として混ぜながら述べていこうと思う。大まかな定義として、「共感」は「他人の経験を自分も全く同じように感じたり理解したりすること」であり、相手と自分との双方的な性質を持っている。それに対し「同情」は「他人の感情、特に苦悩・不幸などをその身になって共に感じること」であり、「特に苦悩・不幸など」とネガティブな場面に特定されており、一般的な用法を想像しても、独りよがりな一方向的な性質である。
     「共感」と「同情」は似ているが、相手に与える感情には大きな違いや誤解を生んでしまうため、非常に困難な言葉である。しかし、ソーシャルワーカーになる上でとても重要な言葉でもあるため、その使用法等をしっかり調べ、述べていきたい。
    2.「共感」と「同情」について
     「共感・同情」という言葉は私達が非常に日常的に使用する言葉であり、かなり定着している言葉である。ここでは「共感・同情」という言葉の語源である英語に着目しその定義を考えていきたい。
    「共感」・「同情」はsympathyとempathyに当てはまる。sympathyとemp...

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