免疫グロブリン

閲覧数2,073
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    抗体は
    B
    細胞の産生する分子であり,抗原と結合する.すべての抗体分子は
    4
    本のポリ
    ペプチド鎖からなり,そのタンパクは免疫グロブリン(
    immunogloblin; Ig
    )と呼ばれる

    免疫グロブリンは,生化学的・機能的に
    5
    つのクラスに分けられ

    IgM

    IgD

    IgG

    IgA

    IgE
    である.
    IgM
    は細菌やウィルスに感染した場合に,初期免疫で作
    られる抗体である.
    IgD

    B
    細胞表面に存在し,抗体産生の誘導に関与している.
    IgG
    はヒ
    ト免疫グロブリンの大半を占め,血漿中で最も量が多い抗体である.
    IgA

    2
    つの
    IgA

    子が結合した構造

    タグ

    情報免疫分子抗体細胞構造

    代表キーワード

    免疫

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    抗体は B 細胞の産生する分子であり,抗原と結合する.すべての抗体分子は 4 本のポリ
    ペプチド鎖からなり,そのタンパクは免疫グロブリン(immunogloblin; Ig)と呼ばれる.
    免疫グロブリンは,生化学的・機能的に 5 つのクラスに分けられ,
    IgM,IgD,IgG,IgA,IgE である.IgM は細菌やウィルスに感染した場合に,初期免疫で作
    られる抗体である.IgD は B 細胞表面に存在し,抗体産生の誘導に関与している.IgG はヒ
    ト免疫グロブリンの大半を占め,血漿中で最も量が多い抗体である.IgA は 2 つの IgA 分
    子が結合した構造を持ち,血清・唾液・母乳など分泌液中に存在する.IgE はヒト免疫グ
    ロブリンのうち微小な割合で存在し,アレルギーなどに関与している.一方,抗体分子の
    可変部の微妙な違いは特異的な抗原結合能を決定する.免疫グロブリンは約 50kD の分子量
    である Heavy Chain と約 25kD の分子量である Light Chain からなる.H 鎖,L 鎖のポリペ
    プチドは等量比で存在し,2 本の H 鎖と 2 本の L 鎖からなる....

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。