【佛教大学通信教育部】人権(同和)教育(第一設題)

閲覧数1,889
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「50年に及ぶ戦後の同和教育史を概活し、同和(人権)教育の意義と学校における同和(人権)教育実践のあり方を具体的に論述すること。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「50年に及ぶ戦後の同和教育史を概活し、同和(人権)教育の意義と学校における同和(人権)教育実践のあり方を具体的に論述すること。」
    1.学校同和教育の歴史
     わが国の学校同和教育の歴史は第二次世界大戦以前から、その重要性が考えられるようになっていたが、戦前の教育は部落を含む学校のごくわずかな教師たちにとってのみ取り組まれていたにすぎない。そして、その内容は、部落と部落外の子どもたちが打ち解けあって一つになるといった同情融和の教育(融和教育)であった。
     しかし1937年(昭和12年)に日中戦争突入という事態によって、部落と部落外を問わずにすべての国民が「同胞一和」の心で結ばれるという、いわゆる同胞思想へ転換が行われ、1940年(昭和15年)ころから「同和教育」という名前の教育が行われるようになった。
     その後、第二次世界大戦の激化によりすべての教育が軍国主義思想の中に埋もれてしまったが、終戦後1946年(昭和21年)「京都府同和教育研究会」が結成されたことによって戦後の同和教育が始まり今日に至っている。
    2.同和教育の現状
     このように同和教育は戦前、戦後と続けられてきたわけだが、今日...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。