銅電量計

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    実験電気電子化学原理回路測定重量グラフ気体

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    銅電量計

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    目的 1-a)
    電気分解によって析出した銅の重量を測定し、ファラデーの法則を用いて通じた電気量を求める。その結果を用いてファラデー定数F、アボガドロ数Naを算出する。
    原理 1-a);2-a)
    電量計とは電解質水溶液を電気分解して、その時に析出した金属または気体の量をはかり、ファラデーの法則に基づき、通じた電気量を知る装置である。
     2枚の銅板を硫酸酸性硫酸銅溶液に浸し、電極間に電流を流すと陽極では溶解反応 (酸化反応) 、陰極では析出反応 (還元反応) が進行する。
    陽極 : Cu→Cu^2+ +2e^1- (原理1-1) (1-a
    陰極 : Cu^2+ +2e^1- →Cu (原理1-2) (1-a
     電解に際して溶液を酸性にするのは、陰極に塩基酸塩が析出しないようにするためである。また析出した銅の酸化を防ぐため、溶液中にはN2あるいはCO2などの不活性気体を通じ、電解液中に溶存しているO2を追い出す。
    ファラデーの法則より、
    ΔWt=Eqv/F*Qt (g) (原理2-1) (2-a
     上の式の比例定数Eqv/Fを電気化学当量という。 (原理2-2) (1-a
    Eqvは銅の1グラ...

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