後期高齢者医療制度

閲覧数2,232
ダウンロード数26
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

     世間ではなにかと高齢者いびりだと槍玉に挙げられる後期高齢者医療制度であるが何故そこまで非難されているのかが気になり、調べてみたいと思いテーマに選んだ。よって本レポートでは後期高齢者医療制度の概要を述べた上でメリットとデメリットを考察することを目的とする。
     この制度は、膨張する医療費を抑制するための管理をやり易くする狙いから、医療費のうち、大きな割合を占めている75歳以上を「後期高齢者」とひとくくりにして分類し、新しい保険システムのもとに組み入れ、医療給付の抑制をやりやすくしようとする国の考え方が、設計の根本にある。「後期高齢者への医療給付」は、後期高齢者自身の保険料で1割、その他の医療保険者から「後期高齢者支援金」として4割、そして残りの5割を国や県・市町村からの「公費」として、まかなう仕組みになっている。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    世間ではなにかと高齢者いびりだと槍玉に挙げられる後期高齢者医療制度であるが何故そこまで非難されているのかが気になり、調べてみたいと思いテーマに選んだ。よって本レポートでは後期高齢者医療制度の概要を述べた上でメリットとデメリットを考察することを目的とする。
    この制度は、膨張する医療費を抑制するための管理をやり易くする狙いから、大きな割合を占めている75歳以上を「後期高齢者」とひとくくりにして分類し、新しい保険システムのもとに組み入れ、医療給付の抑制をやりやすくしようとする国の考え方が、設計の根本にある。「後期高齢者への医療給付」は、後期高齢者自身の保険料で1割、その他の医療保険者から「後期高齢者支援金」として4割、そして残りの5割を国や県・市町村からの「公費」として、まかなう仕組みになっています。
    保険料は、後期高齢者自身が納めることになる。つまり、これまでサラリーマンなど給与所得者の扶養家族扱いとなっていて、保険料負担はゼロであった75歳以上の後期高齢者であっても、この後期高齢者医療制度において、今後は自分で新たに保険料を負担しなくてはならない。そして、ほとんどのケースでは、介護保険と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。