電子図書システムとしてのPDFの特徴と活用

閲覧数1,544
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    PDFは電子書類形式の一種であり、原稿を作ったソフトウェアにかかわらず、どこでも元の書類と変わらずに見ることができるなどの利点を持っている。本に近い表現ができ、利便性の高い電子図書実現手段として講義中に触れたが、具体的にどのような特徴があり、実際にどのように活用されているのか。また、電子図書館での利用動向も考察する。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『電子図書システムとしての PDF の特徴と活用』
    2
    0.はじめに
    PDF は電子書類形式の一種であり、原稿を作ったソフトウェアにかかわらず、どこでも
    元の書類と変わらずに見ることができるなどの利点を持っている。本に近い表現ができ、
    利便性の高い電子図書実現手段として講義中に触れたが、具体的にどのような特徴があり、
    実際にどのように活用されているのか。また、電子図書館での利用動向も考察する。
    1.他の電子書類形式の問題と PDF
    PDFは、Portable Document Formatの略で、直訳すれば「持ち運びできる書類形式」
    ということであるが、これは「どこへ持って行っても(どんな環境でも)必ず同じように
    表示・印刷できる」という PDFの特徴を表している。通常、ワープロソフトやドロー系ソ
    フトなど電子書類を作成できるソフトウェアには、それぞれに固有のファイル形式があり、
    ファイルの受け渡しや保管にはお互いがソフトウェアを持っている必要があった。有名な
    ソフトウェア間では、他社のソフトウェアのファイルを開けるように互換性を持たせてい
    るものもあるが、実際に開いてみると...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。