子どもの虐待の現状と対策

閲覧数2,370
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    子どもの虐待の現状と対策
    1 子どもの虐待とは

     子どもに暴行を加え、死亡させたり、障害が残ったりするような事件が連日報道されている。このような、「虐待」とはどのようなものを指すのであろうか。小林美智子は虐待の定義について「虐待の定義はあくまでも、子どもからの定義であり、親の意図とは無関係です。その子が嫌いだから、憎いから、意図的にするから虐待というものでありません。親がいくら一生懸命であっても、その子をかわいいと思っていても、子どもの側にとって有害であれば虐待なのです。我々がその行為を親の意図で判断するのではなく、子どもにとって有害なのかどうかで判断するように視点を変えなければなりません」としている。
    2 子ども虐待の種類について

     虐待には、2000年に成立した「児童虐待防止等に関する法律」で、4種類に分類されている。第1に、身体的虐待である。身体に傷を負わせたり、生命に危険を及ぼすような行為であり、子どもに事故等で生じさせた傷を言う。第2に、心理的虐待である。継続的に言葉による脅しや拒否的な態度で子どもを傷付けるような行為である。虐待していると言う意識に乏しいのが特徴である。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。