日本語教育史第四課題

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     戦前期に国内外で日本語教育に従事した松本亀次郎は嘉納治五郎の創設した宏文学院で教鞭を執る。宏文学院では、牧口常三郎氏が留学生に「人生地理学」を講義されていたことでも知られている。そのなかで、彼は「言文対照・漢訳日本文典」を著す。この教科書は中国語で解説したものであり、その中国語訳には教え子の留学生が協力している。松本の教科書編纂時に留意することの一つとしては、対訳に留学生(学習者)の協力を得、留学生の意見をとりいれることであった。他にも国語教師としての知見を生かすこと、日本語学習者の目的と要望にできる限り応えること。また、同僚教師による文法、記述の訂正、国家体制や思想に関する題材を取り上げな...

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