商学総論 卸売市場について述べなさい

閲覧数1,404
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    卸売市場は、大都市における終点市場として、商品流通における収集機構と連携点としてその役割を果たしている。わが国の卸売市場は、卸売市場法に基づいたもので、卸売市場としての性質を多分にもった生鮮食料品の中央市場である。野菜、果物、魚類、肉類などの生鮮食料品を取扱品目とし、その迅速な流通と公正なる価格による取引の実現を期して開設されている組織的市場である。卸売市場における取引対象としての生鮮食料品が卸売市場を必要とする理由に生鮮食料品は、腐敗性が非常に高く、迅速にこれを売買する必要があるということが挙げられる。価格も日々刻々と変化し、一般的な需給関係とその相場を知るためには、これをなるべく一箇所に集中する必要があるということから公正な価格形成機関が必要となる。この様な機能を最も効率的に果たしてきたのが、卸売市場である。卸売市場の機能として一般に三機能をあげることができる。第一に生鮮食料品等の集荷、分荷機能である。生産者、出荷団体から生鮮食料品等の出荷を受け、中卸売業者、売買参加者に卸売を行う。大量需要の集中する大都市の卸売市場では、分荷段階は欠くことができない。第二に価格形成機能がある。せり...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。