体液の恒常化について述べよ 完成

閲覧数2,127
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    イオン細胞組織温度呼吸酵素ホルモン水素塩基活動

    代表キーワード

    活動

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     体液の恒常化について述べよ
     
    細胞が浸っている体液の恒常化のために多くの器官系が働いている。ここでは、体液の組成、体液の水・電解質のバランス、体液の酸・塩基平衡、体液の調節機構の四つに分けて述べる。
    体液の組成について述べる。体液は細胞内液と細胞外液に分けられ、細胞外液はさらに組織液と管内液に分けられる。管内液には血漿、リンパ液、脳髄液が入る。体液は体重の60%を締め、その内訳は細胞内液が40%で、細胞外液は20%である。細胞外液20%のうち組織液は15%、管内液が5%である。
     海水、血漿、組織液のイオン組成を比べると、組織液と細胞内液のイオン組成はかなり違っているが、海水と組織液の成分は非常に似ている。これは昔生物が、単細胞で海に生息していたことと関係があると考えられている。また組織液と血漿の成分は、蛋白質の含有量が血漿のほうが多くなっているが、他は酷似している。
     
    体液の水・電解質のバランスについて述べる。体からは何もしなくても、水分が蒸発することによって失われていく。しかし食べ物を食べることにより、これに含まれている水・電解質を取り込むことができる。このように日々の生活の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。