社会調査論 戦争体験と過去・現在の戦争意識の変化

閲覧数3,362
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    社会調査論
    戦争体験と過去・現在の戦争に対する意識の変化
    問題意識-戦争意識の問題をなぜとりあげたのか?-
     現在、日本人の歴史観にはその不定性やバラツキがみてとれるように私には思える。最近の動向を例にとってあげるなら、新しい歴史教科書をつくる会などは好例ではないだろうか。小林

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会調査論
    戦争体験と過去・現在の戦争に対する意識の変化
    問題意識-戦争意識の問題をなぜとりあげたのか?-
     現在、日本人の歴史観にはその不定性やバラツキがみてとれるように私には思える。最近の動向を例にとってあげるなら、新しい歴史教科書をつくる会などは好例ではないだろうか。小林よしのりらをはじめとした戦争を美化すらする一種のナショナリズムの一隆は、その著作品が売れているという現実もふくめて一考に値するだけのものがあると考えた。逆に、こうした動きを一概に常識的に(ときには短絡的に)「右翼的だ」と決めつけてしまう学内の友人がいたのもまた、かねてから私は疑いの眼差しを隠すことができなかった。他方では、日本の受験体制が影響してか、いわゆる「世界史」や「地理」しか学んでこなかったために(と本人は言う)小泉首相の靖国神社参拝の問題点がよく理解できないと半ば嘆く友人がいる状況にもしばしばであう。またちがうところでは、石原慎太郎がいわゆる「三国人発言」をしたことに対して、その中身を吟味するまえに「政治家はああゆう風に強くなきゃいけない」と評価する人さえいるし、新聞に目をやれば、日本が戦争に敗北したとい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。