ソクラテス的対話と教育学的意義

閲覧数6,037
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ソクラテス的対話(産婆術)について述べ、ソクラテスの教育学的意義について考察せよ。
     ソクラテスは真の知を獲得するために、他人とともに研究することが重要と考え、対話しあうことが知への道であり、またもっとも有効な教育方法でもあると考えた。ソクラテスの対話術は、一般に産婆術(助産術)と呼ばれている。すなわち、産婆が妊婦に子を産むのを手助けするのと同様に、教師の役割は学習者自身が真の知を産み出すのを手助けすることに他ならないということである。知の創造を出産にたとえて、学習者は知の生産者、教師は産婆役に位置づけられている。すべての人は生まれながら道徳的に善悪を判断する能力を有していると考え、産婆術はこ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。