東京福祉大学の心理学実験のレポートです。参考にしていただければと思います。
科目コード:3560
日常生活や社会問題に貢献する実験心理学研究について考察せよ。
人が行動を選択し、継続する理由には多様な要因が存在し、その中心にある概念が動機づけである。動機づけは外部から与えられる刺激によって行動が促される場合と、個人が内側から湧き上がる興味や価値に基づいて行動する場合に大別され、前者を外発的動機づけ、後者を内発的動機づけと呼ぶ。この二つは行動の方向性だけでなく、行動の持続性や質にも大きく影響を及ぼす点で重要である。本稿では、動機づけが日常生活や社会においてどのような影響を及ぼしているのか、その解決策の発見や効果測定をめざした実験的研究のあり方について述べていく。
まず外発的動機づけとは、行為そのものではなく、外部からもたらされるものを目標として、その目標を実現するために行為を行おうとすることである。例えば賃金のために働く、賞を得るために努力するといった行動が典型例である。この動機づけの特徴は、行動の目的が外部に置かれているため、その行為自体への関心よりも結果を重視する点にある。そのため、外部の条件が変化すると行動の強度や継続性も容易に左右されるという性質を持つ。
これに対して...