慶應通信 合格レポート
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化学〔第1回〕
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はじめに温室効果について説明する。
地球は太陽光(赤外線、紫外線、可視光線など)のエネルギー(プランク定数×光の振動数)を原因として温められる。
そして地球は温められたことで得たエネルギーを赤外線として宇宙方面に放出する。
地球の大気には窒素、酸素、二酸化炭素などの物質が気体として存在しているがその中で水蒸気、二酸化炭素、メタン、フロンなどは温室効果ガスと定義されている。
この温室効果ガスは地球から放射された赤外線を吸収して再放出する、再放出の方向は宇宙方面だけでなく地表方面も含まれる。
温室効果ガスが地表方面に再放出することにより地球は再び温められることになる。
以上のプロセスが温室効果であり、温室効果を原因として引き起こされるのは地球が高温化する地球温暖化である。
次に二酸化炭素による温室効果について説明する。
温室効果ガスは複数存在するがその中で温室効果への寄与率は二酸化炭素76.7%と最も高い(その他の温室効果ガスの温室効果の寄与度:メタン14.3%、一酸化窒素7.9%、フロン類1.1%)、よって地球温暖化を考えるにあたって二酸化炭素は最も重視し...