(レポート)障害者の雇用・就業支援の概要と現状に触れ、今後の課題について考察する

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    資料紹介

    精神保健福祉士通信課程のレポート用として作成しました。約2000字でまとめています。
    使用したテキストは中央法規の『精神障害者の生活支援システム』第2版です(注:2015年出版です)。その他参考文献は厚生労働省のHPから引用しています。“今後の課題“については、データで説明できるもの(雇用率の未達成)に絞りました。他の文献などにでていたら、それから考察したらいいと思います。また・レポートの中の『障害者雇用状況の集計結果』は毎年、『雇用実態調査』は5年毎に発表されるので、レポートを書く際に最新のデータがあれば置き換えて参考にされたらいいと思います。レポート作成には時間がかかり、通信課程ではレポートの作成方法までは指導はしてくれないと思います。このレポートが参考になれば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    Ⅰ.はじめに

    このレポートでは、障害者の雇用・支援制度の概要と支援の現状について障害者雇用促進法を中心に説明する。現在の障害者雇用の状況から今後の課題について考察する。
    Ⅱ. 障害者の雇用・就業支援制度の概要(1)

    1.障害者雇用促進法

    わが国の障害者の雇用・就業支援制度の施策は、「障害者の雇用の促進に関する法律(障害者雇用促進法)」に基づいている。その内容は「対象障害者の雇用義務等に基づく雇用の促進」「障害者に対する差別の禁止」「職業リハビリテーションの推進」などである。

     「対象障害者の雇用義務等に基づく雇用の促進」には、障害者定雇用率制度と障害者雇用納付金制度とがある。前者は事業主に対し、法定雇用率に相当する人数の対象障害者の雇用を義務付けるものである。後者は雇用率を達成した事業主には障害者雇用調整金が支払われ、未達成事業主には障害者雇用納付金を支払う義務を設けている。また、施設の整備や適切な雇用管理の措置を行った企業に対しては助成制度もある。

    「障害者に対する差別の禁止」は事業主における障害者への差別を禁止するものである。雇用時及び雇用後の処遇に関して差別を禁止してお...

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