A006第一課題第一設題

閲覧数916
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    このレポートは、聖徳大学通信教育課程・科目「女性と子どもⅠ」にて、すでに合格をいただいたものです。
    2022年度課題。

    〈課題名〉
    「蝶々の纏足」に描かれた、主人公の瞳美とえり子の少女期の心理をジェンダーの視点で読み取り論じなさい

    〈評価〉
    A

    〈講評〉
    山田詠美の「蝶々の纏足」について、主人公の瞳美とえり子の心理に注目して、ジェンダーの視点から鋭く分析できている点がすぐれています。その上で、後日、瞳美がえり子の真意を知った時の心の動きについて、いま一歩深く読み分析できると良い。

    〈参考文献〉
    書名:蝶々の纏足 風葬の教室
    著者名:山田詠美
    出版社:新潮文庫
    発行年月日:平成9年3月1日

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題

     幼いときは何も知らず、単純に仲良しの2人だったと思います。当たり前のようにいつも一緒に遊ぶ姿が思い浮かびます。だんだんと物心がついてくるとともに、女になっていきます。嫉妬したり誰かを妬んだりするのは、女として当然のことです。えり子は幼いころから可愛がられ、いつも1番でないと気が済まなかったと思います。そのため、一緒にいるお友達は自分の引き立て役である瞳美を選んだのか、瞳美を引き立て役にさせるように作り上げたのかはわかりません。瞳美はとてもよく周りを見ている優しい子で、えり子のことが好きだったと思います。その気持ちをえり子は利用していたのだと思います。みんなの人気者のえり...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。