回転子

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    回転子
    回転子(かいてんし、Rotor : ローター)は、回転する電機子または界磁または構造物を言う。

    分類
    かご形(誘導機)
    積層ケイ素鋼板の鉄心のスロットに電気伝導体の棒を埋め込みその端を電気伝導体の端絡環で結ん
    だ構造である。構造が単純・堅牢で安価である。小容量と中容量では、導体と端絡環と通風翼が純
    度の高いアルミニウムの加圧鋳造で造られた一体構造となっている。

    特殊かご形(誘導機)
    始動時の電流は小さくトルクは大きいことが好ましいことから、始動時の回転子の電気抵抗を大き
    くするために使用される。
    ・二重かご形 - 回転子電気導体を半径方向に二重に配置したもの。
    ・深溝かご形 - 半径方向に細長い回転子電気導体のもの。

    巻線形(直流機・同期機・誘導機)
    直流で励磁する場合は電流の加減により磁力の調整が可能である。交流で励磁する場合は周波数を
    変えることで回転速度の制御を行うことも可能である。誘導機の場合は、巻線に接続する抵抗の大
    きさを変えることで始動特性を変えることができる。

    永久磁石形(直流機・同期機)
    回転子の損失による温度上昇が無いため、その保護が不要となる。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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