【聖徳大学通信心理】公認心理師の職責 第2課題 評価B

閲覧数1,476
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    メンタルヘルス領域の職業倫理についてまとめ、法との違いについて述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題

      メンタルヘルスとは、直訳すると「心の健康」と訳される。WHOの定義によると「肉体的な面だけでなく、精神的にも満たされた状態」「人が自身の能力を発揮し、日常生活におけるストレスに対処でき、生産的に働くことができ、地域に貢献できる満たされた状態」とされている。いわば広義的には「ウエルビーイング」と言われるような「より良く生きる」といった意味合いで使われることが多い。ここでは定義の中の“生産的に働く”という部分から、産業分野における心理士の職業倫理について考えていくこととする。
     日本では、1970~80年代から企業に心理士が雇用されるようになった。バブル崩壊を契機として、長期にわたる不況が続き、それに伴う過度のプレッシャーや過剰労働、ハラスメントによるうつ病ややうつ状態など、精神失調に陥る労働者が増えた。このような社会情勢変化から、従業員のメンタルヘルスへの重要性が少しずつ見直されるようになり、現在はEAPという従業員支援プログラムの専門会社が企業から外部委託され、従業員の心のケアを担う形をとるところが多い。
     ここで心理職へ期待される職業倫理について考えていく。職業倫理は...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。