【聖徳大学通信心理】心理学研究法 第2課題 評価A

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    資料紹介

    独立変数の手続き化の方法 キーワード「純化」「多重操作」
    配慮すべき問題点 キーワード「パイロットテスト」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「純化」とは1つの手続きをある独立変数だけの忠実な代表にしていくことである。例えば、採用面接の際に、受験者のアイコンタクトの数が採用の可否に影響を及ぼすのか、ということを実験したとする。その際に面接官が、受験者がアイコンタクトをした際に微笑んだり、うなづいたりすることで、受験者にアイコンタクトを促進させてしまう要因、すなわち新たな独立変数を生み出してしまうことになる。このようなことを防ぐために、姿勢や顔の表情を一定に保つようにしたり、面接官役をプロの役者に依頼したりし、独立変数の手続き化をすることで、実験の純度を高めることができる。
    実験を行う時には多くの参加者に協力を仰ぐことになる。例えば「スーツ姿の人が信号無視をした際に、あなたはどうするか。」という実験をしたとする。日本人の感覚であれば「スーツ姿=きちんとした身なり=誠実さ」というように、実験者が意図したイメージをもつ確率が高い。しかし、過去にスーツ姿の人に裏切られ、酷い目にあった経緯のある参加者がいる可能性もある。このように参加者に協力してもらう実験を行う際には、被験者個人個人が手続きに対するそれぞれの意味をもつことを前提にする...

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