上智大学 ロシア語史 期末レポート

閲覧数1,186
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    上智大学の開講科目「ロシア語史」の期末レポートです。21世紀に現れたロシア語について論じています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ロシア語史レポート

    21世紀のロシア語

     この授業では、ロシア語の歴史を学んだ。私の期末レポートでは、近年における新しいロシア語について論じたいと思う。その中でも私は特に、語彙について取り扱う。21世紀から出現したものとして最初に取り上げようと思うものは、SDGsに関連するような環境問題などの社会問題に関する用語である。今や、ロシアのみならず、日本やヨーロッパ諸国など、世界の各地で問題視されることが増え、そのような用語が増えたと考えられる。また、もう一つ取り上げたいと思うものは、精神病に関する用語である。以前、私は北朝鮮出身者で現在はアメリカに住んでいる、所謂脱北者であるパク・ヨンミさんの書籍『生きるための選択』(辰巳出版、2015)を読んだ。その書籍では、北朝鮮には基本的にうつ病などの精神的な病は存在せず、病気と呼べるものはすべて身体的なものに限られていると説明されていた。この言及から、私は同じ政治体制であったソ連においても同じような状況になっていたのではないかという仮説を立てた。
     しかし、調べてみると、ソ連において、心理学者であるヴィゴツキーをはじめとする学者たちが障害児に対...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。