国文学概論 課題1

閲覧数1,144
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    国文学概論課題12019~2022年度リポート課題の合格レポートです丸写しはさけて、レポート作成の際の参考資料としてお使いいただけますと幸いです。このご時世で色々と大変だとは思いますが、教員免許取得できるよう一緒に頑張りましょう

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】
    平安時代を中心に物語文学の流れを概観する中から、その主人公像(女性主人公を柱に考えることもできる)の変遷を踏まえて、「文学」とは何かについて考察しなさい。

    【リポート本文】
    文学とは人の情感に訴えかける力を持った芸術である。その中でも物語文学は、多種多様な文学が強みとして持つ要素を持ち合わせ、調和させた文学である。説話文学が得意とする叙事性や、ロマンスのような空想性・伝奇性も保有している。さらに、聞き手の感情に訴えかける韻律性や、抒情性、戯曲の特徴である観照性も持ち合わせている。そんな物語文学の代表的な作品といえば平安時代に誕生した「源氏物語」である。源氏物語は上述したような諸文芸の性質を兼ね備え、叙事性・抒情性・観照性が調和した文学最高傑作の一つである。本レポートではその源氏物語を主軸に様々な物語文学の主人公像を概観し、「優れた文学がいかに人の情感に訴えかける力を持っているか」を論じる。
    そもそもなぜ源氏物語が文学、ひいては芸術として優れているかを語る際、上述の叙事性・抒情性・観照性の調和、という観点から語ることが望ましい。調和というのは、それぞれの要素が強すぎず、弱すぎ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。