日本大学 通信教育部
経済学説史リポート課題1
合格済みリポートです。
内容はご参考までにご高覧ください。
経済学説史 4単位
【経済学説史 レポート課題1】
アダム・スミスが「国富論」で提示した価値・価格論を以下の5項目にそって説明しなさい。
① スミスと重商主義者の「富」をめぐる考え方の相違
② 富の生産と分業
③ 価値尺度としての労働
④ 2つの労働価値説
⑤ 自然価格と市場価格の関係
【ポイント】
スミスの価値・価格論を「課題」で提示された5項目にそって説明すること。
【キーワード】
労働の生産物、投下労働価値説、支配労働価値説、中心価格
【参考文献】
日本大学通信教育部教材(発行所:日本大学通信教育部 発行人:川又祐)
【記載内容】
アダム・スミスが「国富論」で提示した価値・価格論を次の5項目にそって説明する。
① スミスと重商主義者の「富」をめぐる考え方の相違である。まず重商主義者の「富」に対する考え方の本質は、富は貨幣であり、ないしは金銀である。という点があげられる。貨幣が価値の交換の用具であり、貨幣さえ持っていればなんでも容易にこれをもって買い入れることができる。貨幣が価値の尺度である結果として、およそ何物でもその価値は貨幣をもって測られる。富者のことを金持ちといい、貧乏...