東北福祉大学通信 社会保障論【良】評価 イギリスとに日本の社会保障の歩みについて

閲覧数1,135
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員等の福祉を学ぶ方々の参考に使えると思います。

    評価【良】のレポートです。

    課題:イギリスと日本の社会保障の歩みを概観し、貧困の変遷や社会保障と公的扶助の統合の仕方に留意しつつ、社会保障の成立過程にみられた特徴をそれぞれ述べなさい。(H27年)

    皆様の学習の参老人考になりますように☆

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会保障論  

    (課題)
     イギリスと日本の社会保障の歩みを概観し、貧困観の変遷や社会保険と公的扶助の統合の仕方に留意しつつ、社会保障の成立過程にみられた特徴をそれぞれ述べなさい。

    (解答)
     イギリスの社会保障制度の出発点は、1601年に制定された救貧法である。公的扶助の先駆のひとつとして、世界的に影響を与えた社会保障制度である。15世紀に農地の囲い込みにより農村で働けなくなった農民が都市部へ流入した。しかし、多くの人は都市部で仕事を見つけることができずに、浮浪者や乞食になるしかなかった。この頃の浮浪者や乞食は「怠け者」と見られていた。そのため、基本的に貧民を取り締まって働かせることを目的とし、老人や障害者など「労働不能者」とされた一部の人を救済する制度であった。裕福な人々からの税金を財源とするなど、現在の公的扶助に近い仕組みであった。救貧法の事業拡大に伴い市民の税金負担は増加し、自分の生活のための努力や自由が重視され救貧法の縮小が望まれた。そのために、救貧法の労役所は低賃金(劣等処遇または被保護者低位性の原則)となった。さらに、伝染病を予防することで貧困の発生を抑えられるという...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。