京都と文学(古典)レポート ・試験解答

閲覧数1,605
ダウンロード数16
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    鴨長明の経歴をおさえられている。
    『方丈記』の文学史的位置付けをおさえられている。
    『方丈記』に通底する「無常観」を理解できている。との評価で、試験にも高評価で合格しました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    レポートは、次の二点を中心に作成しなさい。第一点目に著者である鴨長明という人物の
    経歴などや『方丈記』の文学史的位置付け(成立やジャンルなど)をまとめよ。第二点目
    に、『方丈記』冒頭の、「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみ
    に浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。世の中にある、
    人と栖と、またかくのごとし。」の「世にある、人と栖と、またかくのごとし」という言葉
    から、京の「人」や「栖」(建物)を、鴨長明が『方丈記』の中で、どのように捉えている
    かを、鴨長明自身の「方丈」での生活の描写などとも関連させて考察せよ。
    (レポート解答)
    1.鴨長明の経歴
    鴨長明は、1155(久寿二)年ごろ、下鴨神社正禰宜、父長継の次男として生まれた。長明
    は元来、良家に生まれ学問・和歌・音楽等様々な技芸にも長ずる優秀な官社の後継者であ
    った。父方の祖母の家を継ぐが、長明が 18 歳頃、父が急死する。後ろ盾であった父の死に
    よって、長明の経済的、世間的な人生は下り坂となって行く。長明は鴨祐兼と禰宜の地位
    を争うが相続争いに敗れる。妻子が居た事もあったようだ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。