老年心理学・A

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    資料紹介

    東北福祉大学通信教育部の2021年課題レポートです。「優」判定されています。

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    1
    (課題)
    高齢期(老年期)と呼ばれる時期がどのように捉えられるかについて、「生涯発達」およ
    び「心理的な適応」の観点から、これまで示されてきた考え方を整理した上であなたの考
    えを述べなさい。
    (解答)
    世界保健機関では、高齢者(期)は65歳以上と定義されているが、その年齢になれば
    誰しも、加齢によって生物学的な機能の衰え、社会的な役割やつながりの縮小を経験する
    ことになる。そのため現代社会では、様々な側面の喪失体験につながる「老い」はネガテ
    ィブに考えがちである。また、最近は「アンチエイジング」にまつわる情報・広告・商品
    が世の中にあふれていて、老いることへの抵抗や拒絶であると受け取ることができる。し
    かしそれは、心理学上の「もっと成長(発達)していきたい」という人間の考えがあると
    も言える。
    バステスは「生涯発達心理学」の中で、加齢という状況の中で、生きていくためには補
    償や選択という行動を行う必要があり、またそれらは多次元的・多方向的・多機能的に変
    化していくものであり、これにより「人間は生涯発達する」と論じている。
    また、エリクソンは「ライフサイクルにおける心理社...

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