ヨーロッパの国際関係_期末レポート

閲覧数1,571
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    筑波大の「ヨーロッパの国際関係」の授業レポート(評価:A+)になります。剽窃等はおやめいただくようお願いいたします。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    BC11241 ヨーロッパの国際関係
    期末レポート
    エリゼ条約の成立過程、現状と問題点
    第一章 はじめに
    本レポートでは、独仏協力条約(通称エリゼ条約)
    1の策定過程と現状、及び問題点を論
    じる。エリゼ条約は、1963 年 1 月、仏大統領シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)と
    独首相コンラート・アデナウアー(Konrad Adenauer)との間で結ばれた条約である。この
    条約では、独仏首脳会談他各レベルでの会談の定期開催を規定すると共に、「両国の青少年
    の交流を促進すること」等が定められている(小川 2019: 126-127)。
    独仏両国は、普仏戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と幾度も戦火を交えた、いわば
    「宿敵」の関係であった。その両国が第二次世界大戦後、友好関係を築き、その関係を条約
    として制度化したという点で極めて画期的な出来事であろう。
    一方その画期性とは裏腹に、策定過程を見ると多分に「副産物」的な側面が強い。また後
    述するように、条約自体も当初の意図とは異なる形での成立となった。このような二つの側
    面を持つエリゼ条約の輪郭を、本...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。