ジャズミュージックの発達史

閲覧数2,384
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    <ジャズの発達史>
    ジャズは、ルイジアナ州ニューオリンズで生まれた。世界中の民族や文化が集まるニューオリンズは、黒人や白人、またクレオールなどの音楽文化が混在していた。彼らの音楽に、ヨーロッパやアフリカの伝統音楽の要素が加わり、独特の新しい音楽表現として生まれたのがジャズである。1917年には、オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンドによる史上初のレコードが録音、発売され、1920年、新たにジャズの拠点となったシカゴでは、ルイ・アームストロングが第1期黄金時代を築いた。1930年代中頃、大恐慌による不況時代から徐々に景気が回復してくると、人々は明るく軽快な音楽を求めはじめ、ダンス・ホールを拠点にスイング・ジャズが台頭した。当時のスイング・ブームの立役者は、ベニー・グッドマンをはじめアーティー・ショウらの白人バンドが中心だった。幅広い層に熱狂的に受け入れられたスイングは、アメリカの象徴的音楽として、ジャズを広く大衆に定着させた。1940年代初頭にミュージシャンたちが繰広げたニュー・スタイルがビバップである。ビバップは、メロディやハーモニーやリズムの面に革新的なアイディアを導入して、後...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。