教育原論 第1設題レポート 佛教大学【Z5101/2020年】

閲覧数1,814
ダウンロード数3
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【設題内容】
    教育における能力課題について、教育思想史のなかでどのような主張が展開されてきたかについて論じてください。

    【コメント】
    1発合格レポートですが、辛めのB判定でした。テキストが他の教科と違って小説スタイルなので、全体を読まないと答えることが難しく、設題内容も概念的なので難しかったです。ぜひ参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育原論 第1設題レポート

    教育における能力課題について、教育思想史のなかでどのような主張が展開されてきたかについて論じてください

     紀元前から現代まで続く長い教育思想史の中で、能力課題が具体的にどのような変遷を経て主張されてきたかは、大きく3つのパートに分けて論じることが出来る。まず初期は紀元前まで遡り「古代の教育思想時代」。そして宗教改革後のあらゆる教育に関する前提が根底から覆された「教育思想不安定時代」。最後に教育学と社会学が結びつき、産業と共に教育思想が発展した「近代教育思想時代」の3つである。それぞれの時代に歴史的背景に基づいた教育思想が存在し、教育学者が中心となってその思想を現代まで拡張せしめる文書を残している。このレポートではそれらが現代の教育にどのような影響を与えているかも考えながら論じたい。
     
     紀元前のギリシャで教養人の起源がソフィストだとされていたように、古代の教育思想上で評価された人物像は「周囲からの信頼に厚く、謙虚で徳が高い、そして常に正義を貫ける勇気と自制心をもつもの」という様に現代版のアメコミヒーロー的資質を兼ね備えた人物だった。例えばソクラテスが「...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。