日大通信 メディア 教育原論 教育の思想 最終レポート(S合格)

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    資料紹介

    問題
    一斉教授と個別教授の定義を述べた上で、それぞれの理念・原理や特徴を述べなさい。 (授業内容と関係のないものは、採点の対象になりません) 【解答文字数: 1600字以上2000字以内】

    よく書けたレポートだと思います。自信を持っておすすめできる一本です。

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    一斉教授と個別教授の定義を述べた上で、それぞれの理念・原理や特徴を述べなさい。 (授業内容と関係のないものは、採点の対象になりません) 【解答文字数: 1600字以上2000字以内】

     「一斉教授」とは同年齢・同進度で編成された学級の子ども全員に同じ内容を同じ教科書と方法を使って同時に教える教授方法であり、近代公教育はこの一斉教授の持つ特徴に注目してきた。古代ギリシャではすでに教育方法に関する自覚が存在したと考えられているが、その長い教育史のなかで一斉教授が初めて確認されたのは17世紀前半頃である。コメニウスは『大教授学』(1632年)のなかで、同一年齢の者で同一学級編成をし、学級ごとに教師を一人配置し、同一の教材を用いるという授業を提唱しており、これが学級を基礎とした一斉教授の始まりと言われている。しかし当時はまだ学校教育そのものが普及しておらず、コメニウスが提案した一斉授業の有用性が注目されることはなかった。

     学級による一斉教授が学校教育の基本とされるようになったのは、19世紀に入ってからのことである。19世紀初頭、助教法を考案したイギリスのベルやランカスターの貢献によって一...

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