佛教大学 Q5101 日本史概論 第2設題 リポート

閲覧数2,889
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2021年度佛教大学通信教育課程の合格リポートです。
    科目コードが違っていても設題が同じであればお役に立てると思います。あくまで参考程度になされますようお願い致します。

    設題:初期議会から日清戦争後にかけての政党について。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    初期議会から日清戦争後にかけての政党について。

    明治一四(一八八一)年、帝国議会の国会開設を見越して活発に政党が組織された。同年の政変によって政府を追放された大隈重信はイギリス流の漸進的な議会政治を目指す立憲改進党を結成する。一方、同年一〇月には国会開設の勅諭を受けて板垣退助を代表とした民権派が自由党盟約を決議し、自由党が成立する。自由党はフランス流の急進的自由主義を掲げた。政府はこれらに対抗して立憲帝政党を結成させている。自由民権運動を展開した前二つの政党は民党、政府よりの姿勢を示す立憲帝政党は吏党と呼ばれた。
    第一回の帝国議会を迎える前に民党は解党あるいはそれに等しい状況に陥る。自由党は秩父事件を契機に内部対立が収束不可能になり明治一七(一八八五)年に解党する。立憲改進党でも組織改革を巡って内部で紛糾し、大隈らが離党し党は実質的に崩壊する。
    明治二三(一八九〇)年に第一回総選挙があった。旧自由党系は大同倶楽部・再興自由党派・愛国公党派の三つに分かれ、改進党系勢力と議席を争った。総選挙では旧自由党系勢力が勝利を収めた。総選挙直後に旧自由党勢力である九州同志会・大同倶楽部・愛国公党が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。