金融論 2018report

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    資料紹介

    (2018)慶應通信経済学部専門必修科目「金融論」で合格をいただいたレポートです。分散投資の効果などがテーマです。
    ※レポート作成の参考としてご利用ください。合格を約束するものではありませんので、丸写しはご遠慮願います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    '18金融論(E)
    1. 分散投資の効果
     資産A,Bについて,将来における3つの経済状態を想定し,その状況に応じた組み入れ比率を変化させると,リスクがどのように減少するのか。課題文から引用し,それぞれの経済状態における収益率は,以下の表1のとおりである。経済状態1のときにはAから1%の収益が得られ,Bからは収益が得られない。状態2,3も表に基づいて同様に考える。また,それぞれの状態が起きる確率は1/3とされている。このポートフォリオをpと称することにする。
     資産AとB,この2つの資産を組み合わせたポートフォリオ全体を1とすると,その割合はwと1−wとなり,すなわちpの組み入れ比率はA:B=w:1-wとなる。
     まず,資産AとBの期待収益率をそれぞれ求める。期待収益率とは,収益率の平均値である。混同を防ぐため,ここからは期待リターンと呼ぶことにする。資産AとBの期待リターンを合計するとpの期待リターンとなり,期待リターンAをμA,BをμBとして,上述の組み入れ比率w:1-wを用いて,pの期待リターンをμpとすれば,以下の式が得られる。
      ポートフォリオpの期待リターンμp=w・μA...

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