PCRとは何か

閲覧数2,741
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    生物工学 レポート2
    題名 PCR(polymerase chain reaction)法の原理
     
     
    PCR法は1983年にマリス(K. Mullis)らによって考案されたものであり、短時間に大量の遺伝子を指数関数的に増幅させる方法の一つである。以下に、どのようなメカニズムによって増幅するかのを実験操作ならびにその予想結果を用いて説明した。
    [実験操作及びその結果]
    まず始めに、試験管に目的のDNAのそれぞれの鎖に対して相補的なプライマーを増幅させたい部分につけて塩基対を形成させる。実際には、500~600塩基のプライマ―をつけるため塩基配列はもっと多いのだが、ここでは、14塩基DNAを示した。
    図1 増幅させる前の2本鎖DNA
    増幅させたい2本鎖DNAを95℃まで熱変性させると以下のような状態になる。
    図2 熱変性させて1本鎖になったDNA
    プライマーを大量に加えて温度を37℃まで下げ、それぞれの鎖にアニーリングさせると以下の状態になる。
    図3 プライマーをつけ終わったDNA鎖
    デオキシリボヌクレオチド三リン酸を基質としてDNAを72℃で反応させるとそれぞれのプライマーから鋳型鎖...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。