教職課程 国語教科書の変遷レポート A評価

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    資料紹介

    教職課程の授業で提出した、国語教科書に関するレポートです。
    テーマは「グローバル化の影響による古典と現代文の融合 ~国語総合の教科書から~」です。
    グローバル化の中で、国語教科書の内容や学習指導要領がどう変遷してきたかを論じました。

    提出後、A評価を頂きました^^
    学習に役立てていただければ幸いです!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    グローバル化の影響による古典と現代文の融合 ~国語総合の教科書から~

    一.はじめに 

     国語教科書の中身の変化は、各時代を表す鏡なのではないか。本論文は、そのような問題意識に立っている。たしかに、「羅生門」「竹取物語」「伊勢物語」といった定番教材は、各年代を超えて教科書に掲載され続けている。しかし、同じ素材を掲載していても、時代ごとに教科書での扱われ方、学習活動の提案方法は異なっている。

     本論文では、とりわけ近年のグローバル化が国語教科書にどのような影響を与えていったかを検討したうえで、学習指導要領や実際の高等学校の国語総合教科書を見てゆく。
    二. 国語教科書と時代

     佐藤泉は「国語教科書の戦後史」の中で以下のように述べている。
     戦後の国語教科書は、各時代が生みだし押し出そうとした理念や、教育制度や、その背景をなす政治動向や、その他さまざまなレベルの意味の領域に一挙にかかわり、関わりながら変化していった。
     では現在につながる高度経済成長あたりから、国語教科書はどのように変遷していったか。

    まず、六十年代・七十年代の国語科を見てゆく。当時には「現代国語」という科目が設置...

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