日大通信 国際経済論 分冊Ⅱ

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    資料紹介

    課題の要求に沿った形で構成されており、内容もほぼ必要な点をおさえてまとめられていると講評いただきました。
    合格レポートですがあくまでも参考としてお使いください。

    次の中から1問を選択し、答えなさい。(2を選択)
    2 金本位制および、ブレトンウッズ体制の特徴をふまえて国際通貨体制の歴史的変遷について整理し、自身が考えたことを自由に論述せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    20 × 20
    金本位制度は、第一次大戦前に主要先進国
    で広く採用されてきた通貨制度である。金本
    位制度の下では、各国は通貨価値を金に対し
    て固定していた。金本位制度は固定為替相場
    制度であるがもっとも典型的なものとされる。
    金と並んで銀も本位貨幣とする金銀本位制を
    採用した国もあったが、悪貨が良貨を駆逐す
    るグレシャムの法則に伴い、金銀本位制度を
    採用した国も金本位制度になった。外国為替
    相場に関しては安定的であったものの、物価
    や国民所得の大きな変動を伴った。赤字、黒
    字に関わらず、両国とも物価上昇と失業者の
    増加を危惧し、金融政策をためらい、国際収
    支より国内物価と雇用の安定を図り、国際収
    支調整機能が失われていった。
    金本位制度の下での国際収支調整は、欧米
    の中心国では機能したのだが、周辺国ではか
    なりの犠牲を伴い、途上国や植民地では限ら
    れた調整能力しかなかった。そのため、外国
    為替相場の変更に多くを頼らざるを得ず、先
    20 × 20
    進国の景気後退の波及効果による国民所得水
    準の低下に輸出品価格の低下が追い打ちをか
    けた。また...

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