フランス文化

閲覧数6,161
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    第1章
    ・フランス第一宗教はカトリック。第二はイスラム。
    ・フランスの人口は5800万人。その上、フランス国籍を持たない300万人以上の、かつてフランスが植民地にしていたマグレブ諸国出身のアラブ人がいる。
    ・「自由のために迫害を受けた者を庇護する」ことを大革命後の1789年の憲法で定めた「共和国の伝統」が生きており、多くの他国民の亡命、帰化を寛大に受けて入れてきた結果、両親、祖父母、曾祖父母の少なくとも一人に外国人を持つフランス人が、全人口の3分の1、1800万人もいる。
    ・国土面積は日本の1.5倍、約55万平方キロ。地形は六角形をしている。
    ・文化的にはフランスに人種差別はない。
    ・青年層の失業率が平均の2倍、つまり25%近く、4人に1人の割合にも達する。
    ・「国民戦線(FN)」…近代フランスの「共和国の伝統」、「自由な社会」のイメージを捨て、公然と人種差別主義を主張する。1995年の大統領選挙では15%もの支持を得た。この影響で、フランスで生まれた外国人の子供にも自動的にフランス国籍を与えるリベラルな国籍法を改定し、外国人の国籍取得条件を厳しくしたり、外国人の不法滞在をより徹底的に排除する措置を講じたりせざるを得なくなる。
    ・「SOS人種差別」…「国民戦線」に対抗し、野蛮な排外主義に抵抗して人種差別の犠牲者たちの擁護に立ち上がり、これを権威ある言論人たちが積極的に支持する。
    第4章
    ・フランスは永くカトリックの国であり、「ローマ教会の長女」と呼ばれていた。現在でも75%のフランス人が一応カトリックと答えるが、そのうち信者として定期的にミサに出かけたり、罪の懺悔などをする勤めを実行する信者はわずか13%、残りの34%はたまに果たす者、53%はなんの勤めも果たさない形式的な信者である。
    ・国政への宗教の関与を完全に排除する「政教分離法」を成立させたのは1905年。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    フランスレポート
     
    第1章
    フランス第一宗教はカトリック。第二はイスラム。
    フランスの人口は5800万人。その上、フランス国籍を持たない300万人以上の、かつてフランスが植民地にしていたマグレブ諸国出身のアラブ人がいる。
    「自由のために迫害を受けた者を庇護する」ことを大革命後の1789年の憲法で定めた「共和国の伝統」が生きており、多くの他国民の亡命、帰化を寛大に受けて入れてきた結果、両親、祖父母、曾祖父母の少なくとも一人に外国人を持つフランス人が、全人口の3分の1、1800万人もいる。
    国土面積は日本の1.5倍、約55万平方キロ。地形は六角形をしている。
    文化的にはフランスに人種差別はない。
    時代の移り変わり
    「栄光の30年」 1945年~1974年 経済が成長し、購買力も増える。深刻な社会・経済的危機を知らない時代。 「怠惰の10年」 1975年~1984年 石油ショック後の世界的経済危機を直視できず、なお「栄光の30年」の時代が続いているかのような幻想に生きていた時代。 「恐怖の10年」 1985年~1994年 失業、エイズ、社会不安などをめぐって激しい現実、幻想の恐怖にとりつか...

    コメント1件

    punkxxx 購入
    よかったです
    2006/12/01 15:31 (17年4ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。