イギリス文学史Ⅰ分冊1

閲覧数2,137
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    原稿用紙形式のファイルですので、見やすく参考にしやすいと思います。
    イギリス文学史1分冊1
    中世英文学において最も重要な詩人3人と散文作家2人を取り上げて、彼らの生涯、代表作および文学史上の重要性を日本語で論述しなさい。固有名詞と作品名は英語(人名は初出はfull name)で書き、作品名には下線を引くこと。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
     中世英文学において最も重要な詩人達は、Anglo-Saxonの伝統を継承した作家のWilliam Langlandと、ヨーロッパ大陸の息吹をうけて成長したGeoffrey Chaucer、John Gowerの3人であり、最も重要な散文作家は、Sir Thomas MaloryとWilliam Caxtonの2人である。

     Langland(13 31?−14 00)は、ShropshireのCleobury Mortimerに生まれ、Malvernのベネディクト派修道院の学校で教育を受けた下級僧侶であり、「The Vision of Piers Plowman」を作成した民衆詩人である。LondonのCornhillに妻や娘たちと一緒に住み、背が高かったので、”Long Will”と呼ばれていた。とても貧しく、乞食坊主をして歩き、葬式に弔歌を歌って暮らしていたが、自尊心が強く、貴族や金持ちには頭を下げない性格だった。「The Vision of Piers Plowman」には、中世の封建社会の矛盾が露呈してきた第十四世紀後半の社会に対する痛烈な諷刺があり、その矛先は法曹界と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。