東北福祉大学 老年心理学 1単位目

閲覧数2,253
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    高齢期(老年期)と呼ばれる時期がどのようにとらえられるかについて、「生涯発達」および「老化」という観点から、これまで示されてきた考え方や知見を整理した上であなたの考えを述べた内容

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    高齢期(老年期)と呼ばれる時期がどのようにとらえられるかについて、「生涯発達」および「老化」という観点から、これまで示されてきた考え方や知見を整理した上であなたの考えを述べなさい。
    高齢期(老年期)と呼ばれる時期がどのようにとらえられるかについて、「生涯発達」および「老化」という観点から整理する。

    「生涯発達」において高齢期とは、人間が生まれて死に至るまでの発達過程において発達段階があり生涯発達するとされている。代表的な理論として、エリクソンの心理社会的発達段階、ハヴィガーストの発達課題、ビューラーの人生目標に関する自己決定段階等がある。

    エリクソンの心理社会的発達段階は、人間の生涯をライフサイクル8段階に設定し、それぞれ各段階で対立する課題によって心の葛藤やストレスが生じて、心理社会的危機の克服こそが次の発達段階へ移行する場合に重要であると述べている。この理論で高齢期は老年期とされ、「自我の統合」対「絶望」とされている。これは、今までの人生を振り返り自我の統合をはかる時期であるため、両者の葛藤を表している。葛藤の結果、絶望を乗り越えて統合することが可能となれば、人間的強さである「...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。