民主主義体制が定着する条件について

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    慶應通信政治学、合格レポートです

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    民主主義体制が定着する条件について

     

    ◆序論

    本レポートは民主主義体制が定着する条件について主に説明し、さらに民主主義の種類についてアメリカの政治学者ダール論説を交えて説明する。第一節では民主主義の誕生した歴史、概念を解説する。

    第二節ではポリアーキーと呼ばれる理想民主主義をあげて、MDP社会との関連を元にポリアーキーの定着条件を考察する。第三節ではMDP社会とポリアーキーの矛盾点を述べポリアーキーの定着条件を考察する。

     

     

    第一節:民主主義体制
     もともと民主主義、democracyの語源はギリシャ語のdemos(民衆)とkratia(権力・支配)を結合したもので、紀元前5世紀ごろのアテネでギリシャの都市国家ポリスから発展した。 18歳以上の男子市民が、話し合いに参加して政策を決定するという直接民主制が行われていた。この政治体系は「国民の意思が反映される」ことであった。その後近代、現代で絶対主義を市民革命によって打倒し、民主政治が実現した。しかし、よほど少人数でないと住民全員参加の直接民主政治は無理があるため、多くの国では間接民主政治を行なっている。
    間接民主政治...

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