佛教大学:教育原論1(Z1102)【2017年度合格レポート】

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    資料紹介

    佛教大学:教育原論1(Z1102)の2017年度合格レポートです。C判定で所見は「様々な文献を引用してより詳しい内容とすることができていない」とのことでした。
    私は教科書のみを参考として記述したので、これにプラスして他の文献も参考とすることでより良いレポートになると思われます。表現はわかりやすく読みやすいものとなっておりますので、文章の構成等参考にしていただければ幸いです。

    〇ソクラテスの教育観に注意して彼の教育学的意義について述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ソクラテスの教育観に注意して彼の教育学的意義について述べよ。
    ソクラテスについて
     ソクラテスの教育学的意義について考察するうえで、まず彼の生涯について簡単に振り返る。若いころは自然研究に没頭し、ペロポネソス戦争にも従軍したといわれている。40歳ごろになると自然研究をやめ、人間とは何かという問題へ取り組むようになり、街頭で若者を相手に倫理に関して討論を行い、当時の政治や道徳を批判する活動を行った。プラトンをはじめとする多くの若者が彼の元へと集まるようになったのだが、前339年、堕落罪・不敬罪で告訴され、結果的に死刑判決を受けた。逃亡することを周囲に勧められたものの、彼は法に背くことより、法に従い死刑を受け入れることを選んだ。このような人生を歩んだソクラテスの教育観を考えるにあたり、「魂への配慮」「無知の知」「真の知」「対話」の四つのキーワードが重要となってくる。以下これらについてそれぞれ考察をしていく。
    魂への配慮
    まず当時のアテナイの状況の説明をする。青年たちに知識や弁論術を教えていたソフィストと呼ばれる職業教師が活躍しており、彼らはあらゆるモノの尺度を個人の価値観によって定めていた...

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