現代哲学(ミシェル・フーコー「自己陶冶」の思想に関するメモ)

閲覧数2,359
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ミシェル・フーコーによる生命政治批判と「自己陶冶」の思想を考えて行く上でまとめたメモを兼ねています。とくに、歴史研究を中心にとらえられがちなフーコーの思想について、ニーチェ以降の哲学として考えて行く必要があるとの立場で書いたものです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )


    ミ シ ェ ル ・ フ ー コ ー は 、 狂 気 、 臨 床 医 学 、 監 獄 制 度 、 セ ク シ ュ ア

    リ テ ィ な ど を も と に 、 近 代 以 降 の 権 力 統 治 と 、 そ れ に 対 す る 人 々 の

    受 容 に つ い て 明 ら か に し た 。 と く に 「 微 小 な 権 力 装 置 」 や 「 生 命 政

    治 ( biopolitique ) 」 は 、 現 代 の 社 会 状 況 を 読 み 解 く 上 で 、 い ぜ ん

    有 効 で あ る 。



    こ の こ と は 、 支 配 の 様 式 だ け で な く 、 現 代 の 私 た ち の 「 生 」 を め

    ぐ る あ り 方 に つ い て も 、 深 く 関 わ っ て い る 。 晩 年 、 フ ー コ ー が 古 代

    ギ リ シ ア や ロ ー マ の 思 想 、 と り わ け プ ラ ト ン や ス ト ア 派 の 思 想 を お

    と に 「 自 己 の 陶 冶 」 に つ い て の 探 究 を 行 っ た こ と に は 、 そ う ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。