中央大学 法学部 通信教育課程 2016年 法学 第1課題

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    1、はじめに

    社会規範としての法の特徴について述べる。社会規範とは、社会生活において基準となるルールであり、多種多様に変化するものである。社会規範には、伝統や慣習、宗教、道徳などが存在する。また、人間の意思を超え、どこにでも存在し不変である自然法則とは異なる。法の特徴の例として①平均的人間の社会規範としての法、②全体社会の社会規範としての法、③人論における客観的道理の社会規範としての法、④強制を本質的特徴とする社会規範としての法、⑤正当性の確信に裏付けられた社会規範が挙げられる。

    2、平均的人間の社会規範としての法

    平均的人間とは、聖人君子でもなければ、恥明な哲学者でもなく、芸術的な創造力に長けた人でもない、どこにでもいるような、ありふれた人間である。法が平均的人間の社会規範であるのは、欲求的存在たる人間一般を対象とする規範だからである。なぜなら、平均的な人間以外の人を対象にすると、みんなが守れないからである。例えば、アメリカの禁酒法は一般人からみると厳し過ぎたので守られなかった。このほかにも、旧ソ連の節酒法がある。公共の場所や職場での飲酒禁止、アルコール飲料の値上げや販売時間の...

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