憲法 分冊2(日本大学通信教育部)

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    資料紹介

    日本大学通信高評価をいただいたレポートになります。
    H29・30年度版ですので、来年いっぱいは使えるかと思います。
    レポート作成に苦労されてる方や、時間的余裕がない方はぜひ参考にしてください。

    ※資料の完全コピーだけは申し訳ありませんがご遠慮ください。

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    憲法 分冊② K20100
     議院内閣制とは簡単に言えば、内閣が議会の信任によって存立することとする制度である。この議院内閣制という制度では内閣の存立基盤が議会の信任に依存する制度である。特徴としては日本の内閣などを見てもわかるが、選挙にて真信任された議会の多数派が内閣を形成し、これを持って立法と行政との間に協力関係が築かれることにある。このバランスを保つために、例えば両者に対立などが起きた場合には、議会は内閣に対し不信任決議案を提出し、これを採択することで内閣総辞職もしくは議会の解散を求めることができる。現在の日本国憲法ではいくつかの条文に関する解釈によって議院内閣制を採用しているものと理解されている。このいくつかの条文を見ながら議院内閣制について論じていきたいと思う。

     まず日本国憲法第66条3項では「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負う」とある。これが意味するところは、いわゆる三権分立でいえば行政府である内閣と立法府である国会というのはそもそも別の分けられた権力体であり、機関であるが、行政権の行使に関してはこの双方が連帯して責任を負うべきだとする連帯責任を...

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