聖徳大学 女性と子どもⅠ 第1課題 山姥と微笑

閲覧数3,169
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    参考文献
    短編女性文学現代 今井泰子 おうふう 1993年11月30日

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題
    本論文は、「山姥の微笑」より作家と作品について女性像に注目して論ずることを目的とする。

    作者は「性の幻想」(昭和64)の中で、<芸術とは、結局、現実認識にあるわけですね。現実をいかに認識したかということで、その作家は作品を創りはじめることができるわけです>と語っている。つまりこの作品を読み解くことは、大庭みな子氏の当時の現実認識がどうであったか、女性というものをどう考えていたかを理解することに直結するものと考えられる。

     本作品は山姥という古典的でしかも幻想的な題材にも関わらず、内容は現実の、それも現代的な女性の一生とその内面を端的に描いた作品となっている。つまりこの作...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。