玉川大学 通信教育部「図工科指導法」第2分冊 評価A

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    資料紹介

    <課題>
    1.高学年における「B鑑賞(1)」の学習について,内容や指導事項,指導に当たっての配慮事項について明らかにし,体験を加えて述べなさい。(800字)
    2.高学年の学習指導について「親しみのある作品など」にふさわしい鑑賞作品を選び,授業の構想を次の手順をふまえて簡潔にまとめなさい。題材,題材設定の理由,題材目標,題材評価規準,指導の工夫などを明確にし,授業における学習過程の各段階の指導のポイントをあげて具体的を述べなさい。(1,600字)

    ※H28年度課題

    <批評>
    根拠が述べられていて説得力があります。課題1では実体験の独創性が際だっています。課題2では地元の美術館の企画を活用した授業構想がとても創造的です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード08808「図工科指導法」第2分冊

    <課題1>

     社会的な視野が育ち始める高学年の児童においては,地域,文化,時代などがかかわって創造された国内外の美術作品や,造園,建物など暮らしの中の作品などに親しみを持てるようになる。地域の美術館にある名画や,校内のモニュメントなど児童にとって身近な作品の鑑賞を行うことはもちろん,それらがつくり出される過程や暮らしの中における様々な美術の働きなどについても焦点を当てるなどして,鑑賞の対象を幅広く捉え授業を行うことが大切であると考えられる。

     高学年の鑑賞の活動における指導では,児童が対象のよさや美しさ,表現の意図などについて能動的に感じ取り,味わうようにすることが重要である。そのためには,鑑賞する対象を児童自身に選ばせたり,写真や動画などの映像メディアを用いたりするなど,児童が興味・関心を持って授業に取り組めるような工夫を施す必要がある。また,作品などの鑑賞を通じて感じとったイメージを自分でまとめたり,友だちと話し合ったりすることで,作者の思いや心の揺れによる表し方の変化,その時代や地域の特性が表れている点などを考えるように指導する...

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