聖徳 通信 心理学研究法 第2課題 評価A 合格レポート

閲覧数5,022
ダウンロード数33
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【評価】A (合格レポート)

    文末に参考文献を記載してあります。

    (書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)

    課題名:
    人を対象とする心理学の実験で注意するべき点について解説しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題 第1設題
     心理学は、人の精神の働きについて、事実を明らかにし、その事実を研究・解明しようとする科学である。それゆえ、人を対象とする心理学の実験が行われた際には、「人が人を観察(もしくは実験)する」ことで生じる様々な問題について、心理学者(または研究者)は以下に挙げる内容の、充分な注意をする必要が考えられる。

     「観察反応」。これは、被験者が自分の行動や心が観察され研究されていることを自覚していると、自然な日常生活の中にいるときに示す反応とは異なる反応を示すという問題である。観察反応の具体的な問題として、被験者にとっての「要求特性」と実験者にとっての「実験者効果」が考えられる。「要求特性」とは、被験者は、実験者に観察されるときには、「よい子」になろうとしたり、「よい被験者」を演じて、実験者の仮説どおりの実験結果を生み出そうとする傾向のことである。このような要求特性の弊害を最小限にするために、①「ディセプション」と呼ばれる、被験者に偽りの目的や仮説を教示する方法、②独立変数の処置と従属変数の測定を、別の文脈におくという方法、③被験者が「観察されている」ということに気づかせない...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。