聖徳 通信 病院臨床心理学 第4課題

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    資料紹介

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    課題名:
    教科書の各論Ⅰ・Ⅱの中で、特に関心をもった領域を2つあげ、それぞれにおける心理臨床の特徴についてまとめなさい。

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    第4課題 第1設題
    1.各論Ⅰ:小児科における心理臨床

     小児科における心理臨床の特徴として、その対象が『子ども』であることによる、『特殊性・多様性』があるという点が考えられる。通常、小児科の領域は、生後間もない乳児から、16~17歳くらいまでの子どもに対応する。病気の症状も風邪などの軽度なものから、重篤な身体の病気、ダウン症や脳性まひなどの障害をもった子どもにも対応することもある。また、単なる身体的な病気にとどまらず、それに伴うことで生じてしまった、心の病気に対するケアを行わなければならないこともある。臨床心理士はそれらの複雑多岐にわたる症状をもった子どもに柔軟に対応できることが重要な点であり、求められる課題でもある。そのために、クライエントの家族をはじめ、主治医、担当看護師、学校関係者、関連機関などとの連携体制も必要となる。その中で、子どもを育てる立場にある保護者(主に母親)への心のケアは特に重要で、なんらかの病気や障害をもった子どもをもつ保護者は、保護者自身も心の病を抱えてしまうことがあるので、臨床心理士は、保護者の同席治療や家族療法を積極的に取り入れることが望ましいと考えられ...

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