中央大学法学部通信教育課程 刑法各論 2016年度 第2課題 合格レポート 評価A

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    • 最終修正日: 2016/10/11 16:34
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    資料紹介

    中央大学法学部通信教育課程 刑法各論 2016年度第2課題 合格レポートです。A判定でした。【課題】盗まれた自己の物をその窃盗犯人から取り戻す行為は窃盗罪に当たるか。論じなさい。

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    第2課題
    盗まれた自己の物をその窃盗犯人から取り戻す行為は窃盗罪に当たるか。
    論じなさい。
    1.問題の所在
    刑法 235 条は他人の財物を窃取した者は窃盗の罪とするとし、さらに
    242 条は自己の財物であっても他人が占有しているときは「他人の財物と
    みなす」と規定している。したがって、他人の占有する自己の財物を窃取
    すれば窃盗罪が成立することになるが、当該財物が占有者によって盗まれ
    た物である場合、すなわち違法な行為に基づく占有である場合も、これを
    所有者が取り戻す行為がなお窃盗罪に当たるかが問題となる。
    2.学説の検討
    この点、学説では主に以下の4説が主張されている。
    第1に本権説は、所有権その他の本権(賃借権、留置権など)を窃盗罪
    の保護法益とする立場である。同説によると窃盗犯の占有は所有権・本権
    に基づくものではないためこれを保護する必要はなく、取り戻し行為は窃
    盗罪には当たらないことになる。したがって、同説のもとでは 242 条の
    「占有」は本権に基づくものに限られると解釈される。
    第2に占有説は占有(所持)を保護法益とし、事実上の支配それ自体が
    保護されるとする..

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