経済政策 分冊①

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    資料紹介

    課題 マクロ経済政策の必要性について論ぜよ。そして、財政政策と金融政策の効果をマクロを使って、以下の順番で述べよ。

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    マクロ経済政策の目的は、物価の安定化と長期持続的な経済成長にある。景気の過熱や不況など、市場経済の不安定化は経済の秩序を乱し、経済成長を阻害するばかりか、社会不安を招く恐れもある。このため政府は、経済を安定化して秩序を維持するために、適時必要な経済政策を実施している。

    金融政策とは、金利の調整、貨幣供給量の調整、為替市場への介入のことであり、日本銀行が担当している。中央銀行がハイパワードマネーを増やして、貨幣供給量を増やせば金利は低下し、金利が低下すれば企業は資金を借りやすくなり、投資が増える。投資が増えれば、乗数効果によりGDPも増える。

    財政政策とは、税の調整、政府支出の調整のことであり、財務省が担当している。減税は、人々の手取り所得を増やし、所得が増えれば消費が増える。他方、政府支出の拡大として、景気対策のために公共事業などの政府支出を1兆円増加した場合、これは何兆円のGDPをもたらすのか。この大きさが政府支出の乗数効果と呼ばれる。

    政府支出の増加で所得は増加し、所得が増加すれば消費が増加する。この誘発された消費の増加は、財市場では需要の更なる増加となる。このような消費を拡...

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